乾癬が改善した漢方治療の症例

◆薬石花房 幸福薬局の漢方薬で乾癬が改善した症例

(こちらは症例紹介ページです。乾癬の解説ページは こちら へどうぞ)

■症例1「尋常性乾癬に長年に渡り悩んでいます。皮膚科で治療をしてきましたが、よくなったりわるくなったりを繰り返しています」

乾癬は、腹部や太ももに出ています。状態がよくなったと思って外用薬を塗るのを止めると、皮疹がまた赤くなり、症状が悪化します。

肥満ぎみで、会社の健康診断では毎年、中性脂肪が多いと指摘されます。便秘がちで、腹部に膨満感があります。舌は紅く、黄色い舌苔が付着しています。

この患者さんの証は、「痰湿(たんしつ)」です。痰湿とは、体内にたまった過剰な水分や湿気のことです。脂肪や血糖なども含まれると考えられます。「痰飲(たんいん)」とも称されます。この痰湿が皮膚で尋常性乾癬を生んでいると思われます。

肥満、脂質異常、腹部膨満感などは、この証の特徴です。胃のつかえ感などの症状がみられることもあります。

この証の場合には、漢方薬で痰湿を取り除き、乾癬を治していきます。この患者さんには紅い舌、黄色い舌苔などの熱証もみられたので、熱をとる作用も含まれる漢方薬を服用してもらいました。

寛解と増悪を繰り返しつつも、4か月後には皮膚の発赤(紅斑)が薄くなり始めました。1年後には太ももの乾癬がほとんどなくなりました。体重と中性脂肪値が下がったと喜ばれました。


■症例2「尋常性乾癬です。髪の生え際や、肘、足の膝から脛(すね)にかけて出ています。病院の治療で皮膚の赤みは軽くなりますが、鱗屑や落屑が改善しません」

休日など家にいると、はがれた鱗屑が床一面に薄く広がります。乾癬にかかる前から乾燥肌ではありました。口がよく渇きます。舌は紅く、黄色い舌苔が付着しています。

この患者さんの証は、「血虚血熱(けっきょけつねつ)」証です。落屑などの血虚の症状に加え、紅斑などの熱毒の症状も明らかです。

この体質の場合は、血を補い、熱毒を冷ます漢方薬で湿疹を治します。この患者さんは漢方薬を服用し、半年後には明らかに落屑の量が減りました。

症状の改善は少しずつでしたが、2年後には足の乾癬の状態がかなりよくなり、皮疹を気にせずにスカートがはけるようにまでなりました。

落屑・肥厚、かゆみ、紅斑について

落屑や肥厚は、ベースに「血虚(けっきょ)」証が関与しています。もともと皮脂の分泌がわるく、皮膚が乾燥している場合が少なくありません。血を補う漢方薬が基本処方です。

落屑などの血虚の症状に加え、かゆみが強いようなら、「血虚生風(けっきょしょうふう)」証です。血を補いつつ風邪を除去する漢方薬を用います。

鱗屑や落屑よりも紅斑が顕著なら、「熱毒(ねつどく)」証です。熱毒を冷ます漢方薬を使います。


■症例3「最初は頭が痒くなり、フケが多く出るようになったので近所の皮膚科を受診しました。脂漏性湿疹と診断されステロイド外用薬による治療を始めましたが、症状が手足に広がってきたので別の皮膚科を受診したところ尋常性乾癬と診断され、治療を続けています」

乾癬は、背中にも広がっています。皮膚が赤く盛り上がり、銀白色の鱗屑も顕著です。乾癬のほかには、手足のほてりや、口渇、寝汗があります。舌は暗紅色で乾燥しており、舌苔はほとんど付着していません。

この患者さんの証は、「腎陰虚(じんいんきょ)」です。免疫機能などと関係が深い五臓の腎の陰液(腎陰)が不足している体質です。

陰液とは、人体の構成成分のうち、血・津液・精を指します。腎陰が欠乏し、免疫機能が正常に働いていないのかもしれません。

手足のほてり、口渇、寝汗、暗紅色の乾燥した舌、少ない舌苔などは、この証の特徴です。めまい、耳鳴りなどの症状がみられることもあります。

この体質の場合は、漢方薬で腎陰を補い、乾癬に対処します。この患者さんにも漢方薬を服用してもらったところ、症状は少しずつ改善し、1年後には紅斑、落屑ともに軽度になり、1年半後にはフケのような落屑を気にせず色の濃いスーツが着られるようにまでなりました。

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出典:本ページは「日経DIオンライン」に幸井俊高が執筆した記事をもとにしています。

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