放射線治療の副作用が治まった漢方治療の症例

薬石花房 幸福薬局の漢方薬で 放射線治療の副作用が治まった症例

(こちらは症例紹介ページです。放射線治療と漢方の併用の解説ページは こちら へどうぞ)

■症例1「乳がんの放射線治療を始めたところ、だるさを感じるようになりました。食欲がありません」

吐き気があります。口が渇きます。便が軟らかくなっています。足がむくみます。夕方から微熱が出ることがあります。白くてはれぼったい舌をしています。

この患者さんの証は、「脾気陰両虚(ひきいんりょうきょ)」です。五臓のひとつである脾の気と陰液が不足している状態です。

倦怠感、食欲不振、吐き気、口渇、軟便などは、この証の特徴です。口唇の乾燥などの症状がみられることもあります。

この証の場合は、脾気と脾陰を補う漢方薬を、放射線治療と併用します。

この患者さんは、漢方薬を服用した結果、4週間後には食欲が出てきました。6週間後には便の形がしっかりしてきて、だるさをほとんど感じないほどに回復しました。

その後も放射線治療と並行して漢方薬を服用し続け、つらい副作用に見舞われることなく、乳がんを消滅させることができました。


■症例2「健康診断で早期の大腸がんが見つかり、大腸内視鏡で手術しましたが、切除しきれなかった部分があり、放射線治療を始めました。副作用で腹痛と下痢があります」

テネスムスがあります。排便時に肛門に灼熱感を伴います。舌は紅く、黄色い舌苔がべっとりと付着しています。(テネスムス:俗にいうしぶり腹のことで、便意があるのに排便しないか少量しか排便せず、残便感を伴う状態を指します。)

この患者さんは、「大腸湿熱(だいちょうしつねつ)」証です。大腸は六腑のひとつで、小腸が分別した飲食物の残渣を受け取り、水分を吸収し、残りのかすを肛門から排出する機能を持ちます。そしてこの大腸の機能を湿熱邪が阻害しているのが大腸湿熱証です。

この証の場合は、大腸の湿熱を除去する漢方薬を、放射線治療と併用します。

この患者さんは漢方薬を服用した結果、3週間後には腹痛がかなり和らいできました。2か月後には下痢や裏急後重も減りました。


■症例3「前立腺がんで放射線治療をしました。治療中は頻尿などの副作用がありましたが、治療後は残尿感や排尿痛があり、ときどき血尿が出ます」

口やのどがよく渇きます。便は軟らかく、ねっとりとしています。舌は紅く、黄色い舌苔が付着しています。

この患者さんの証は、「熱淋(ねつりん)」です。尿路系の炎症に相当する証です。頻尿、残尿感、排尿痛、血尿、口渇、紅い舌、黄色い舌苔などは、この証の特徴です。排尿困難、下腹部痛などの症状がみられることもあります。

この証の場合は、熱淋を冷まし治療する漢方薬を、放射線治療に併用します。この患者さんは漢方薬の服用を始めて2週間後には排尿痛を感じることがかなり減りました。3か月後には、すべての副作用がなくなりました。

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出典:本ページは「日経DIオンライン」に幸井俊高が執筆した記事をもとにしています。

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