脂質異常症(高脂血症)が漢方で改善した症例

薬石花房 幸福薬局の漢方薬で脂質異常症(高脂血症)が改善した症例

(こちらは症例紹介ページです。脂質異常症の解説ページは こちら へどうぞ)

■症例1「会社での健康診断の結果、悪玉コレステロール値が高いことがわかり、脂質異常症と診断されました」

悪玉(LDL)コレステロールが162mg/dlあり、基準値を超えていました。中性脂肪や善玉(HDL)コレステロールは基準範囲内でした。体調としては、痰が多く、よく吐き気を催します。寝つきがわるく、朝は早めに目が覚めます。いらいらしやすくなりました。舌には黄色い舌苔がべっとりと付着しています。

この人の証は、「痰飲(たんいん)」です。脂質も含む概念である痰飲が血管内にたまり、脂質異常症になったようです。喀痰、吐き気、寝つきがわるい、早く目覚める、いらいらしやすい、べっとりとした舌苔などは、この証の特徴です。めまい、口が粘る、などの症状がみられることもあります。

この証の場合は、漢方薬で痰飲を取り除くことにより、脂質異常症の治療にあたります。この患者さんに漢方薬を服用してもらったところ、つらい自覚症状がないために食事制限や運動をあまりしませんでしたが、半年後の検査でLDLコレステロールが120mg/dlに下がっていました。88cmあった腹囲も80cmになり、喜ばれました。

■症例2「中性脂肪が198mg/dlあり、脂質異常症と診断されています」

身長168cm、体重74kgで、BMIが26.2で肥満(1度)です。食事のアドバイスを受けましたが、調理師という職業柄、食事制限は困難です。みぞおちのあたりに膨満感とつかえ感があり、ときどき吐き気がします。便は下痢をよくします。湿疹がよくできます。舌には微黄色の舌苔が付着しています。

この患者さんは、「湿熱(しつねつ)」証です。湿熱は体内で過剰な湿邪と熱邪が結合したものです。脂っこいもの、刺激物、味の濃いもの、生もの、アルコール類の日常的摂取や大量摂取などにより、この証になります。湿熱邪が血中に停滞し、脂質異常症になったのでしょう。

この体質の場合は、湿熱を除去する漢方薬で、脂質異常症の治療をします。この患者さんには、漢方薬を服用してもらったところ、運動不足の状態は変わりませんでしたが、半年後の検査で中性脂肪が140mg/dlに下がっていました。体重も66kgにまで減り、BMIは23.4と普通体重になりました。

■症例3「会社の健康診断で、LDLコレステロールと血圧で引っかかりました」

LDLコレステロールは182mg/dl、血圧は収縮期138mmHg、拡張期95mmHgでした。食生活改善に向けてのパンフレットをもらいましたが、とくに問題となる食生活はしていません。タバコも吸いません。気になる自覚症状としては、頭痛、肩こり、便秘、痔などがあります。舌は紫色で、黄色い舌苔が付着しています。

この患者さんの証は、「血瘀(けつお)」です。血瘀は、血の流れが鬱滞しやすい体質です。脂質異常症に伴う血流の停滞や血管壁の硬化などは、この証と深い関係にあります。頭痛、肩こり、紫色の舌などは、この証の特徴です。足の冷え、のぼせなどの症状がみられることもあります。

この体質の場合は、漢方薬で血行を促進して血流を改善し、脂質異常症の治療をします。

この患者さんに漢方薬を服用してもらったところ、飲み始めてから3か月後の検査では検査結果に大きな改善はまだみられませんでしたが、その後も同じ漢方薬を飲み続けたところ、次の3か月後の検査ではLDLコレステロールは130mg/dl、血圧は収縮期125mmHg、拡張期80mmHgと改善していました。

さらに同じ漢方薬を飲み続けてその半年後にはLDLコレステロールは105mg/dl、血圧は収縮期130mmHg、拡張期83mmHgに改善されました。

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上の症例のほかに、年齢とともに徐々に検査数値が悪化しているようなら、「腎陰虚(じんいんきょ)」証です。血液中の水分が少なくなって血液が濃縮されることにより脂質異常症になっている状態に近い証です。この証の場合は、腎陰を補う漢方薬で脂質異常症の治療をします。

精神的なストレスが原因となって脂質異常症となっている場合は、「肝鬱気滞(かんうつきたい)」証です。肝気の鬱結を和らげて肝気の流れをスムーズにする漢方薬で、脂質異常症を治していきます。

脂質異常症の原因として暴飲暴食が大きく関与しているようなら、「食滞(しょくたい)」証です。飲食物の停滞を緩和させて痰飲を減らす漢方薬で、脂質異常症を治します。

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同じようなお悩みでお困りの方、一度漢方薬をお試しになりませんか?
上記の症例のように実際に悩みを解決した方もいらっしゃいます。

あなたに合った漢方薬が何かは、あなたの体質により異なります。自分にあった漢方薬が何かを知るには、漢方の専門家に相談し、自分の体質にあった漢方薬を選ぶ必要があります。

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出典:本ページは「日経DIオンライン」に幸井俊高が執筆した記事をもとにしています。

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自分に合った漢方薬に出会うには

自分の病気や症状を改善してくれる漢方処方は何か。それを判断するためには、その人の自覚症状や舌の状態など、多くの情報が必要になります。漢方の場合、同じ病気でも、その人の体質や体調により、使う処方が違うからです。

 

そのために必要なのが、カウンセリングです。漢方の専門家がじっくりとお話をうかがって、あなたの体質を判断し、あなたに最適な漢方薬を決めていきます。

 

当薬局は、帝国ホテル内にあるカウンセリング専門の漢方薬局です。まず薬局でカウンセリングをし、その方のご症状やご体質をしっかりと把握し、それをもとに、おひとりおひとりに最適な漢方薬を調合しております。

 

自分にあった漢方薬に出会う秘訣は、「信頼できる専門家のカウンセリングを受けること」です。しっかりしたカウンセリングを受けて、あなたに最適な漢方薬を見つけてください。

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