糖尿病(高血糖)の症例

薬石花房 幸福薬局 の漢方薬で糖尿病(高血糖)が改善した症例

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■症例1「3年前から糖尿病と診断され食事療法と経口血糖降下薬の服用を続けていますが、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が7.2%前後を推移しており、それ以上は下がってくれません」

52歳の男性です。自覚症状はほとんどありませんが、体調がよくないときに口の中が強烈に渇くことや、寝汗をかくことがあります。頻尿ぎみです。舌は紅く乾燥し、舌苔はほとんど付着していません。

この患者さんの証は、「肺陰虚(はいいんきょ)」です。五臓のひとつの肺の陰液(肺陰)が不足している体質です。血糖値の上昇が、肺の陰液を消耗しています。

口渇、寝汗、紅く乾燥した舌、少ない舌苔などは、この証の特徴です。のぼせ、手足のほてりなどの症状がみられることもあります。

この証の場合は、漢方薬で肺の陰液を補うことにより、糖尿病を治療していきます。この患者さんは、漢方薬を服用した結果、翌年の検査でHbA1c が6.2%にまで下がりました。


■症例2「ここ数年連続で、会社の健康診断で糖尿病予備群と指摘されています。予備軍でも心筋梗塞や脳梗塞になりやすいとのことで食事や運動に気をつけるようにしていますが、なかなか数値が基準値にまで下がりません」

45歳の女性です。今回の健診では、空腹時血糖値が125mg/dl、HbA1cが6.3%でした。自覚症状はありませんが、お腹がすぐ空くので、どうしても間食に手が出ます。

しゃっくりがよく出ます。便が硬く、便秘ぎみです。舌は紅く乾燥し、乾いた舌苔が付着しています。

この患者さんは、「脾気陰両虚(ひきいんりょうきょ)」証です。脾は五臓のひとつで、消化吸収や代謝をつかさどります。糖代謝の異常と関係が深い証です。

この体質の場合は、脾気と陰液を補う漢方薬で、糖尿病を治していきます。この患者さんは漢方薬を服用してもらった結果、1年後の健診で空腹時血糖値が105mg/dL、HbA1cが5.5%に下がり、A判定となりました。


■症例3「10年来の糖尿病です。経口血糖降下薬を服用していますがHbA1cが8.0%前後で、それ以上は下がりません。インスリン療法を勧められていますが、注射には抵抗があります」

55歳の男性です。頻尿と口渇があります。とくに夜間に口が渇きます。腰や膝がだるく、力が入りません。舌は暗紅色で乾燥しており、舌苔はほとんど見られません。

この患者さんの証は、「腎陰虚(じんいんきょ)」です。腎は五臓のひとつで、生きるために必要なエネルギーや栄養の基本物質である精(せい)を貯蔵し、人の成長・発育・生殖、ならびに水液や骨をつかさどる臓腑です。ホルモン内分泌系や、生殖器泌尿器系、免疫機能と深い関係にあります。

この腎の陰液(腎陰)が不足している体質が、腎陰虚です。頻尿、口渇、とくに夜間の口渇、腰や膝がだるい、暗紅色の乾燥した舌、少ない舌苔などは、この証の特徴です。手足のほてり、寝汗などの症状がみられることもあります。

この体質の場合は、漢方薬で腎陰を補い、糖尿病の治療をします。この患者さんに漢方薬を服用してもらったところ、翌年にはHbA1cが6.9%にまで下がり、インスリン注射はしないで済むことになりました。

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以上の症例は「日経DIオンライン」に幸井俊高が執筆した以下の記事にも掲載しています。
糖尿病の考え方と漢方処方
糖尿病によくみられる証と漢方処方

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自分に合った漢方薬に出会うには

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そして、その際に最も大切なのは、信頼できる実力派の漢方の専門家の診察を受けることです。
(一般によくみられる、病名と検査結果だけをもとに、漢方が専門でない人が処方を決める方法では、最適の処方を選ぶことができず、治療効果はあまり期待できません。)

 

当薬局では、まず必要十分な診察(カウンセリング)を行い、その人の体質や病状をしっかりと把握し、それをもとに一人一人に最適な漢方薬を処方しています。

 

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